こんにちは、建築に魅せられた大人たちへ。
今回ご紹介するのは、「名建築を巡る、2泊3日の関西旅」です。
旅の目的は、美味しいものでも観光地でもなく——
建築そのもの。
「建築を見るために旅をする」
「空間体験を通してその土地を感じたい」
「ただ立っているだけで美しい建築に出会いたい」
そんな大人の建築好きに向けて、
京都・滋賀・大阪を巡る旅をご提案します。

目次
旅のポイント
- テーマは「空間を旅する」
- 美術館、寺社、ホテル、住宅、駅などジャンルは多様
- 各都市に1泊ずつ:京都→滋賀→大阪
- 歩いて、触れて、写真を撮る“建築体験型旅”
モデルコース概要
日程 | 滞在都市 | 主な見学建築 | 宿泊 |
---|---|---|---|
1日目 | 京都 | 同志社大学 クラーク記念館、旧三井家下鴨別邸、京都国立近代美術館 | 京都中心部 |
2日目 | 滋賀 | 佐川美術館、MIHO MUSEUM、ラ コリーナ近江八幡 | 琵琶湖周辺 |
3日目 | 大阪 | 中之島図書館、こども本の森 中之島、梅田スカイビル | – |
各日程の詳細
1日目:京都 モダンと伝統建築
🔶 見どころ①:同志社大学 クラーク記念館
- 設計:W.M.ヴォーリズ(1913年)
- ゴシック様式の赤煉瓦建築
- キャンパス全体が美しい近代建築の宝庫
🔶 見どころ②:旧三井家下鴨別邸
- 明治時代の財閥建築
- 数寄屋造と西洋建築の融合
- 庭園とともに味わう“住まいの美”
🔶 見どころ③:京都国立近代美術館
- 設計:槇文彦(1986年)
- コンクリートとガラスのミニマルな構成
- 内部の吹き抜け構造も見応えあり
📍 宿泊:THE SCREEN / クロスホテル京都
建築・内装にこだわったブティックホテルで、非日常空間を体験。
2日目:滋賀 建築と自然の対話
🔶 見どころ①:佐川美術館
- 設計:竹中工務店(1998年)
- 水盤の上に建つような幻想的建築
- 樂吉左衞門館の茶室は必見
🔶 見どころ②:MIHO MUSEUM
- 設計:I.M.ペイ(1997年)
- 山の中に突如現れるガラスと石の美術館
- 「桃源郷を創る」がテーマ
- 長いトンネルを抜けるプロセスそのものが演出
🔶 見どころ③:ラ コリーナ近江八幡(たねや)
- 設計:建築家・藤森照信
- 茅葺屋根と自然素材の奇想建築
- ショップ&カフェで休憩しながら鑑賞可
📍 宿泊:琵琶湖ホテル / セトレマリーナびわ湖
湖畔の開放的な空間と建築美を味わえる宿泊先
3日目:大阪 前衛と現代建築
🔶 見どころ①:大阪府立中之島図書館
- 設計:野口孫市(1904年)
- ネオ・バロック様式の威厳ある建物
- 内部もクラシカルで撮影ポイント多数
🔶 見どころ②:こども本の森 中之島
- 設計:安藤忠雄(2020年)
- “知の森”をコンセプトにした建築空間
- 子ども向け施設ながら、建築の魅力がたっぷり
🔶 見どころ③:梅田スカイビル 空中庭園展望台
- 設計:原広司(1993年)
- 巨大な構造体が空中で繋がる都市建築の象徴
- 展望台からの眺めも圧巻
建築旅の持ち物&Tips
🎒 持ち物リスト
- カメラ(スマホでもOK)
- メモ帳 or スケッチブック
- 歩きやすい靴
- 冊子「近代建築MAP」(ネットで入手可)
- モバイルバッテリー(撮影多用に備えて)
🧭 Tips
- 平日は空いていて撮影しやすい
- 建築家名を事前にチェックすると深く楽しめる
- カフェや休憩スポットも建築視点で選ぶと◎
- 建築の“外観だけ”でなく“動線”にも注目!
まとめ

建築を巡る旅は、単なる観光ではなく空間との対話です。
建築の美しさに触れることで、そこに流れる「時間」や「思想」まで感じることができます。
- 京都で歴史と共に
- 滋賀で自然と共に
- 大阪で都市と共に
2泊3日の旅は短いけれど、心には深く残るはずです。
次の旅先は、どの建築にしますか?
🏛️ 建築は、人間の「生き方」そのもの。
一棟一棟が語りかけてくる声に、耳を澄ませてみてください。
📸 あなたのお気に入り建築スポットがあれば、ぜひコメントで教えてください!
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